“老婆か若い女性か『で終わってない?『7つの習慣』の本質を見抜く視点とは

『この絵、あなたにはどっちが見えましたか?老婆?若い女性?』

こんなふうに紹介される、あの有名な錯視イラスト。
『7つの習慣』を読んだことがなくても、一度は見たことがあるという人もいますよね。

この絵の本当の意味、ちゃんと理解していますか?

多くのサイトでは『性格診断』『心理テスト』のように、女性が見えた人は思慮が深く・・・

全然違う。
それはまったくの別物

このイラストが『7つの習慣』に登場する理由は、『あなたの性格をズバリ当てちゃいます!』という心理テストなんかじゃありません。

価値観って人によって違うから〜。

こうだけでもない。

この記事では「主体性」ってこんな感じというのをまとめてます。
そう、しつこいくらい説明する。

目次

『7つの習慣』の錯視イラストに学ぶ、主体性の本質とは?

『7つの習慣』に登場する有名な錯視イラスト『老婆と若い女性』。

これが本当に伝えたいことって、

価値観が違うことに気づこうね~。

なんて単純な話じゃない。
とんでもない。

多くの人はそこで止まっちゃってますが、本当の主体性っていうのは、老婆の視点も、若い女性の視点も『両方理解したうえで』、『自分の意思で選び、責任をもって行動に移すこと』

そして、もっと言えば、『老婆も若い女性もどっちも違うんじゃない?』と感じたときには、迷わず自分で第三案を作り出す力こそが『7つの習慣』の真骨頂。

老婆か若い女性かという二択に振り回されるのではなくて、『自分なら、こう見る!』という新しい視点を生み出すこと。

そこまでできて初めて、本当に『主体的な人』と言える。

じつはこれ、あのヘーゲルが唱えた『弁証法的思考法』に類似。

対立する意見(正・反)をただ受け入れるだけでなく、そこから新たな視点(合)を自ら作り出す。

具体的には、

  • 『正』(テーゼ)…老婆の見方
  • 『反』(アンチテーゼ)…若い女性の見方
  • 『合』(ジンテーゼ)…まったく新しい第三の視点

と類似してる。

コヴィーは、直接的に『弁証法』とは書いていないけど。

私たちは、『見方』を自由に選ぶことができる。

でもそのためには、『複数の見方』を知っておかなきゃいけない。
なのに世の中のほとんどの人は、『老婆だ』『若い女性だ』と、自分の思い込みだけで白黒つけて満足する。

『私はこう見えました』って誇らしい人ほど、実は『他の見方を知らないだけ』の可能性が高い。

それって、

私の辞書に“共感”って単語ないの!

とか言ってるレベル。

その辞書『か行』破れてない?

『自分の原則』に照らして、それでも選べないときは──思い切って、どちらでもない『第三の視点』を自分で生み出す力。

このイラストの本質、大事なのは──

『両方の見え方を理解したうえで、自分はどう見るかを選べているか?』
『見えたものに反応する人』じゃなくて、
『見えたものを自分の原則で解釈し、選び取る人』になれるか。

20-80論争にエネルギー注ぐより、その上の次元で、『私はこう見る』を静かに選べる人のほうが、実はめっちゃ強いんですよ。

どっちが正解か?なんて、そもそも必要無い。

正解を探さない主体性とは?『意味づけ』する力を育てる視点思考

そして、この錯視イラスト、
『2択』に見えちゃうからややこしい。

老婆 or 若い女性。

でも、ちょっと考えてみてください。

もし見え方が10通りあったら?
いや、100通りあったら?

それでもあなたは、『どれが正解?』と探し続けられますか?

……もう、ほぼ“ウォーリーを探せ『状態。

赤白ボーダーっぽい人いるけど、眼鏡がないし…杖も持ってないし…あれ?ウォーリーどこ?

でも本当に必要なのは、その絵の中で迷うことじゃなくて――

“絵そのものを俯瞰して、どういう構図なのかを想像できる力”。

あ、この女性と老婆の絵って“どっちにでも見える”ように意図的に描かれてるんだな。だったら、自分だったらどう描く?
ていうか、“ウォーリーのペットバージョン”とか作ったら面白くない?

そう、ただ見え方を選ぶのではなく、構造を見抜いて、自分で“新しい問い”や“新しい絵”を描けるようになる。

『何が見えるか』ではなく、『どう設計しなおすか』まで考えられる人。

そんな人こそ、次の次元へ進む人だと思う

ここからは、この視点の選び直しを、人間関係のストレス現場に落とします。
今日から使える形で。

人間関係のストレスを軽減!視点の切り替えトレーニング

たとえば、あなたが誰かにキツ〜い言葉をかけられたとき。

老婆Ver:『なんて失礼な人!』とムカッと反応するのもアリ。
若い女性Ver:『この人、きっと朝から犬のウンチでも踏んだはず…』と優しく想像してみるのもアリ。

どちらも“見方”としては成立しています。正解も不正解もない。
でも、本当に問われてるのはここ。

自分はどの視点に立って、この出来事を解釈するか?
どの見方を選ぶと自分が楽になるか?

こんなふうに捉えてみてもいい。

人にあんなひどい態度を取れるって、よほど何か抱えてるはず….
でも、私まで感情火炎放射器をぶっ放す必要はない。
とりあえず、次に会うときは、あの人の火に引火しないように、自分を耐火加工。
あいつはただの“感情火炎放射器”、戦争指向で間違いない。

これも立派な“第3の見方”。
見方はいろいろ。
余裕が無いにもいろいろな見解があるから。

『自分がどう解釈するか』を選ぶことで、相手の炎に巻き込まれる人生から、自分で距離を取れる人生へシフトできる。
これは相手をバカにするためじゃなく、自分の心を守るための距離の取り方。

これが、ただ反応して終わる人と、意味を創って進んでいく人の差。

これがこじれてくると、いよいよ『20-80論争』に発展していきます。

その言い方は何!?

はい、出ました。“言い方”という謎のハンドルで急カーブ。

言い方!?いやいや、そっちのその“態度”こそ何なの!?

おっと、“態度”という別方向にさらにハンドルを切って、衝突事故発生、雑木林突入。

ここまでくると、もはや何の話だったか見失い、感情だけが暴走、もうどこ走ってるか分かんないし、知ろうともしない状態。

もう、過去の話とか出てきて、雑木林どころか樹海の森。

あのときだってそうだって!

言われた内容について、冷静に討論するならまだしも、言い方と態度ですからね。
あと過去の話。
相手の課題です。
その話題、過ぎてます。
永遠に解決しないから。

  • 4次元のコミュニケーション術|多分こんな感じ
  • 5次元の対話力|軌道修正が5次元

① 4次元のコミュニケーション術|多分こんな感じ

たとえば、こんなやり取りがあったとします。

それ、今やるの?

……は?なにその言い方。

いや、急に始めたから聞いただけでしょ…

始めたら悪いワケ?

別に悪くはないけど、だから聞いただけだって!!!!

だから、何だよその言い方!!!

もう、感情火炎放射器放ちっぱなし。
戦争ね。

こんなふうに、何気ない一言から雰囲気がギクシャクすることってありますか?

でもここで重要なのは、男性が怒っているのは、多くの場合『それ、今やるの?』という言葉そのものではなく、その一言に含まれていた声のトーン、表情、場の空気、自分のコンディション…そういったすべてをまとめて、『責められた』と感じたから。

つまり、男性側は“一言”に対して反応しているようで、実は“全体の印象”に反応しているんですよ。

女性からすれば、『そんなつもりじゃなかった』と思うのも当然です。
だって、女性の意図と、男性の受け取り方がズレているんですから。

このズレは、『言葉の問題』ではなく、『どう受け取ったか』の問題。
でも多くの人が、自分の受け取った印象=事実と思い込んでしまう。

では、ここで男性側が少し冷静になって、こんなふうに伝えていたらどうでしょう?

責められたかと思ったじゃん?
“今それやって大丈夫な案件?”
くらいで聞いてくれたらよかったのに。
俺HSPの会長。

まぁ、揉めないよね。

この伝え方は、相手を責めないし、自分がどう受け取ったかを丁寧に言葉にしてるし、望む関わり方を伝えることができてる。

人は誰でも、目の前の一言だけでなく、大抵、その周囲の要素すべてをまとめて『こういうことを言われたんだ』と受け取ってます。

そうじゃないこともあるけどさ。

その“全体像”は人によってまったく違うからこそ、衝突が起きる。

感情を消すんじゃなくて、
感情にハンドルを握らせない。

『自分にはこう見えた』『私はこう受け取った』と伝えられる人は、相手の世界を否定せず、自分の世界も押しつけず、“意味のすり合わせ”という、第三の道を歩けるよね。

レベル:自己理解が進んでいる人/4次元あたり
  • 自分の感情には気づけている
  • 『責められた気がする』『不快だった』などを主語を自分にして伝えられる
  • 攻撃的にはならない、コミュニケーションが取れる
  • ただし、相手の背景や感情まではまだ完全には読めていない

ちなみに、、3次元になるとこうだと思う。

レベル:3次元:反応と自己中心のコミュニケーション
  • 『言われた!ムカつく!』→即反応
  • 相手を責める、それとも自分を守るのどちらかに偏る
  • 感情に気づけていないことも多い
  • 言葉の優先は『勝ち負け』や『正しさ』の戦いになりがち

② 5次元の対話力|軌道修正が5次元

たとえば、こんなやり取りがあったとします。

それ、今やるの?

……は?なにその言い方。

いや、急に始めたから聞いただけでしょ…

始めたら悪いワケ?

別に悪くはないけど、だから聞いただけだって。

だから、何だよその言い方っ。

(笑)ごめん。
なんだかんだがキツく聞こえたんだよね。
『大丈夫?』って確認しただけ。
ご飯前だから大丈夫かなって思っただけよ。
らしくないけど、疲れてる?
じゃぁ、それしてる間に、大好きなハンバーグ作るから買い物行ってくるー。

これだと揉めないでしょ。

先に相手の感情を優先、戦いのエネルギーを消す。
相手の考えを思い行動したことを、押しつけずに伝えている。
相手の状態を否定せず、観察と共感をにじませて、相手の自己肯定感を保ったままできている気遣い。

揉めないんだけど、さっきの男性も今回の女性も相手の安全基地になってるんだよね。
これ、双方に気づきがないといけない。
安全基地になっている自覚、相手側が、安全基地にしていまっている自覚ね。

安全基地は成熟した関係の土台でもあるから。
無自覚だと歪む。

ここに気づきがないと、

依存構造
母親役の固定
感情労働の偏り

こういう形にズレていくリスクがある。

これは悪いことじゃない。自然な構造。
ただ、無自覚だと支配になり、依存になる。
自覚的だと協力になる。

同じ構図でも、“選んでやっている関係”は対等。
そこでようやく、対等なパートナーシップになる。

次元が上がると依存構造に入らなくなるんじゃなくて、依存構造に“飲まれなくなる”という感じかと思う。
要するに選択ができるんだよね。

関係性は構造そのものではなく
“無自覚か自覚的か”で質が変わる。

まぁ、稀だけど、知ってた方が得だよね。

レベル:5次元の洞察力・自己と外部の統合
  • 相手が反応してくる背景にある『承認欲求・疲れ・不安』を見ている
  • 自分が言ったことに対して、『事実』ではなく『相手の解釈』に配慮している
  • 感情を怖れても防御せず、真意を汲んで権限を取り戻す
  • 相手を尊重しながら、対話の質を上げる
  • 戦いの中で、関係修復と成長のチャンスを見られる人

例:相手の未熟さごと包む感じ

ま、いくら主体性とは言えども、反応モード、自己中モードだと、なかなか難しいから、思いっきり怒ることも全然ある。
あくまでも、主体性の話。
人付き合いとはいえ、合わない人とは、合わないでしょ。
すり合わせに来られても、ズレが生じる場合は、切った方がいいし。

必要な怒りは“自己防衛”であり、“魂の尊厳を守る行為”。

  • 1次元:反応モード
  • 2次元:自己中モード
  • 5次元以上の人から見たら、どうしても『会話にならない壁』がある

その壁すら嫌がる人いますからね。
その壁こそが誠実さなのに。
その壁を『仕方ない』で済ませ続けるのは、自分の精神をすり減らすだけ。

だから、怒ること=次元が下がる、とは限らない。
むしろ、境界線を引くための正当なエネルギー

コミュニケーションは大事ですよ、
戦うべきときは戦うし。
それが、私の主体性。

視点を切り替える力は「怒らない人になる技術」じゃない。

これはひとつの対応例だから。
自分の人生のハンドルを取り戻す技術。
感情のハンドルね。

そこから、怒るか、離れるか、距離を取るか、包むかを“自分で選べる自由”を持つこと。
ここにはやっぱり「因果」がある。
選んだ反応が、次の現実をつくる因果。
それだけの話なのよね。

7つの習慣が伝える『本物の主体性』とは?意味の再構築の力

もし今、『7つの習慣』を読んでいるなら。あるいは、これから読もうとしてるなら。

まずは最初のあのページ、戻ってみてください。

そう、あの『老婆か?若い女性か?』の錯視イラスト。

…はい、心理テスト。

違います。

本当に問われているのは、『どっちが見えたか?』じゃなくて、『どんな見方を、自分で意味づけて選んだか?』

この視点を持ったとき、あなたはもう『誰かの視点で生きる人』ではなく、“自分の視点で人生を選ぶ人”になってます。

大事なのはその柔軟さ。
『こっちかあっちか』で止まるんじゃなくて、

『自分だったら、どう解釈して、何を選び取るか?』

そして、どっちもしっくりこないなら──

第3の選択肢、つくっちゃえばいい。

これこそが、『7つの習慣』が伝えたかった本当の“主体性”。

“見え方”を他人に委ねるんじゃなくて、自分で構図を俯瞰して、意味を再構築する人になる。

そうやって、『答え』じゃなく『視点』を生み出せる人こそ、次の次元に行く人。

この記事にも、パラダイムシフトのことを書いていますが、ここに書いているのも4次元、5次元対応↓

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次