プロフィール

はじめまして。zushiと申します。

ようこそ、こんな深そうで、でも実はちょっと変なブログへ。

……突然ですが、あなた、日々の生活でこんなこと感じませんか?

  • 将来が不安
  • 人間関係がしんどい
  • 頭ではわかってるけど、動けない

そういう悩み、放っておくとどうなるか?

ズルズル選択に迷い続けて、気づけば『なんとなく』で人生が終わってしまう……なんてこともあり得ます。

え?….笑えない…

大丈夫。ここは、とりあえず笑っておきましょう。

――私も、悩みまくってました。

そんな日々のなかで、気づいたんです。どうやら世の中には“原理原則”があって、“宇宙の理性”みたいなものが流れてるらしい……と。

え、なにそれスピリチュアル?と思った方、ちょっと待って。このブログでは、ちゃんと哲学・心理学の観点から、悩みの『根っこ』を探っていきます。なんなら、『考え方の道具箱』くらいのつもりで、気軽に読んでもらえたら嬉しいです。

なぜ悩むのか?──そしてどうすれば抜け出せるのか

​人って、『考え方が分からないから悩む』んですよね。

『どうすればいいか分からない』『どこに向かえばいいのか分からない』から、モヤモヤして立ち止まる。

でも逆に言えば――考え方が分かれば、案外スルッと抜け出せることも多いんです。

悩まないというよりも、

あ、こうすればいいのかー

って、自分で軽くほぐせるようになる感じ。

このブログでは、そういう“考え方”を扱っています。いわば思考のツールボックス

工具のひとつひとつが、哲学だったり、心理学だったり。時には、“宇宙の理性”とか出てくるかもしれません(けど、大事だから)。

ちょっと想像してみてください。あなたが手にしているのは、『人生の方位磁針』です。

北に進みたいのに、『あれ?これ東じゃね?』ってなること、ありません?(あるよね)

このブログを読んでいくと、『北ってこっちか!』って、だんだん分かるようになります。

方向音痴でも安心。(わたしも、GPSなかったらすぐ遭難します)

つまり、『進んでる方向が合ってるかどうか』を気にするんじゃなくて、『進みたい方向に、どうやって向かうか』を考えられるようになる。

もっと言うと――東西南北のない地図を持って進むって、めちゃくちゃ怖くないですか?

何も指針がないと、どこへ向かってるのかも分からない。気づいたら『生きてるっぽいけど、なんか足りない』状態に。

もちろん、それもひとつの人生ではあります。でも……意味があると、もっとおもしろい。

そして実は、そういう“生き方の指針”って、ちゃんと古代からあるんです。

そう、紀元前から。哲学も、心理学も、スピリチュアルっぽいアレも、みんなつながってる。

哲学と心理学が示す“生き方”の地図

世の中には、どうやら“原理原則”ってやつがあるらしい。しかも、“宇宙の理性”みたいな流れに乗ると、人生がスムーズになる……そんな仮説にたどり着いたんです。

『え、宇宙?銀河系の話?』と思った方、安心してください。ここから少しずつ“地に足のついた話”に変換していきます。

例えば↓この本。

『GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代』(アダム・グラント著)には、『ギバー』『テイカー』『マッチャー』という3種類の人間タイプが登場します。

  • ギバー:与える人
  • テイカー:奪う人
  • マッチャー:バランス取る人

で、興味深いのがこのデータ。一番成功しやすいのは『他者志向型ギバー(与える人)』だって話。

しかもこのタイプ、全体の10%ほどしかいないという……少数派だけど強い。

この『ギバー』、ただのいい人じゃないんですよ。人のために与えつつ、自分もすり減らさず、ちゃんと戦略的に動けるタイプ。

これ、マズローで言うところの“自己実現”のさらに上、『自己超越』にあたるんじゃないかと思うんです。

さらに言えば、ヘーゲル哲学で言う『絶対精神』に近い。

ほら、出た。哲学…と思ったあなた、ちょっとだけ整理してみましょう

ヘーゲル哲学マズローの心理学
主観的精神(個人の理性)自己実現の前の段階(エゴの範囲内)
客観的精神(社会・歴史)自己実現
絶対精神(宇宙の理性でいいと思う)自己超越

自己実現は、個人の理性が最高の状態になること
自己超越(絶対精神)は、個人の枠を超えて、宇宙や全体の理性と一体化すること、つまりは他社貢献できる状態のこと

つまりですね、『自分を超えて、誰かのために生きる』ってモードに入った人は、哲学的にも、心理学的にも、かなり上のステージにいるわけです。

で、そういう人には――宇宙が本気で味方してくる。

(ちょっと風が吹いたり、人が現れたり、謎にタイミングが合うようになる)

それが“エネルギーが巡る”ってやつなんです。

最近では『引き寄せの法則』とか『5次元思考』とか、いろんな言葉で表現されてますが、根っこは同じ。『人に与えて、自分も整ってる人』は流れに乗れるって話。

ちなみに、テイカー思考(奪う側)で生きてると、破綻しやすいっていうのは――仏教でいう『小欲知足』、つまり『欲張らず、足るを知る』につながるんですよね。

『GIVE & TAKE』には宇宙の理性とは書かれていませんが、歴史をたどっていくと、こうした知恵はぜんぶつながってるんです。

哲学・心理学・宗教・成功法則……それぞれが『違う言葉で、同じことを言ってる』だけだったりするんですよ。

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西洋と東洋の橋渡し

たとえば『7つの習慣』。

『主体性を持ちましょう』『パラダイムを見直しましょう』って書いてあるけど、これ、ヘーゲルの弁証法的プロセスと通じてると思うんです。

ヘーゲル哲学では、『テーゼ(主張)』と『アンチテーゼ(反対主張、反対じゃなくても大丈夫)』のぶつかり合いから、新しい理解『ジンテーゼ(統合)』が生まれるっていう考え方があります。

それ、実は『7つの習慣』で出てくる、あの有名な絵――『20歳の女性』と『80歳の老婆』とまったく同じ構図。

あれ、単なる『見え方の違い』じゃないんです。“どちらも見えて初めて主体的に動ける”という視点の転換が必要なんです。

つまり、『主体性』ってのは、単に“自分で決める”ってことじゃない。

自分の内と外、両方の見方を持った上で、はじめて選べるもの。それがなければ、判断も行動も全部『パラダイムの奴隷』になってしまう。

この部分が分からないまま『7つの習慣』を読むと、たぶん“読んだつもり”で終わっちゃう。

ちなみにこの本、西洋生まれではあるけれど、よくよく読むと東洋思想にも近い空気が流れてます。

外面的な結果や効率を求めるところは、たしかに西洋的。でも、その奥には『内面的な成長』や『人間関係との調和』がしっかりと根づいている。

東洋的な『道(タオ)』や『無為自然(なりゆきにまかせる)』にも通じるものがあるんです。

ただし。ひとつだけ、私的に引っかかるのが……“お葬式の承認欲求”ってやつです。

あれは、たしかに分かりやすい。でも――なんか違う。

東洋の感覚だと、

  • 『どう思われたいか?』より、
  • 『どう在りたかったか?』や『何を残したか?』

のほうがしっくりくるんですよね。

だから私はこう解釈してます↓

現在こうなってる:『自分が去った後、周りの人にどう思われていたいか?』(他者承認がゴールになる)
私の意見:『自分が去った後、どんな影響や価値をこの世界に残せるか?』(他者貢献がゴールになる)

他者からの承認は、途中経過。
でも最終的なゴールは、『誰かのために何かを残せたか?』ここを意識するだけで、『7つの習慣』って本は、もっと実践的で、もっと深くなる。

知識って、『比べて見る』と深まるんですよね。西洋と東洋、表現の違いだけで、けっこう中身は近いものがあるんです。

知識は道具。信じすぎず、疑う勇気を。

結論から言います。

知識は道具。

包丁と一緒。正しく使えば美味しい料理が作れるけど、振り回したらただの危ない人。

知識を『絶対の正解』として信じすぎると、むしろ視野が狭まります。でも、疑いすぎても、何もできなくなる。

だからこそ大事なのは、『ほどよく疑う』勇気。使えるところは使い、合わないところはスルーでいい。必要な考え方だけ選んで持ち帰るスタンスがちょうどいいと思います。

この“選ぶ力”が育つと、『どう生きればラクか、気持ちよく生きられるか』が分かるようになっていく。

そして、その気づきが早ければ早いほどいい。だって普通は、これに気づくのって30〜40代。人によっては、もっと後、いや、一生気づかない人もいるかもしれない。

だけど、もし10代や20代でそれを掴めたら?……もう、人生の“早期スタートダッシュ”確定です。

ちなみに私は、そこに気づくまでけっこう迷走しました。(“どこだここ?”って場所を何度もぐるぐる)

で、ようやくわかったのがこれ↓

人生の悩みは2種類に分けられる。

  1. 悩むべき悩み
  2. 悩まなくていい悩み

はい、ここテストに出ます。(出ないけど出したい)

で、この『悩まなくていい悩み』を、ちゃんと分別して減らせば、本当に悩むべきところに集中できる。

この考え方を教えてくれたのが、アルフレッド・アドラー。心理学者ですが、もはや哲学者に近い。むしろ、哲学と心理学のハーフ。

アドラーが言った有名な考え方があります。

それが『課題の分離』。

簡単に言えば、『それ、自分の課題?相手の課題?』を分けるってこと。親の期待とか、他人の評価とか、上司の機嫌とか――それ、全部あなたの責任じゃない。

この“課題の分離”をちゃんと理解すると、人生めちゃくちゃラクになります。悩みの7割くらい、自然にフェードアウトします。

解釈を間違えると大変ですけど、これが一番わかりやすいかもしれません↓

このアドラーの『課題の分離』と同じ選択の仕方、最良の選択が↓これ。

この著書には、立場からの選択の仕方について言及が無かったけれど、良書です。著者自ら、この本に書いてあることも疑えって言ってる。自分の信じる道を生きろと。

全部つながってるんです。古代から基礎は同じ。それが派生して行って、哲学、物理学、心理学が生まれてる。

悩まなくていい悩みって言うのは、世の中の原理原則を知っておくと減るんですよ。

全ての思考・考え方は繋がっています。ニーバーの祈りだってそう。

アルフレッド・アドラー:1870年2月7日 ~1937年5月28日
ラインホルド・二ーバー:1892年6月21日~1971年6月1日

二ーバーの祈り
『神よ、変えられるものについてはそれに立ち向かう勇気を、変えることのできないものについてはそれを受け入れる落ち着きを、そして両者を見極めるための賢さを、私に与えたまえ。』

『父よ、私に変えねばならないものを変える勇気を、どうしようもないものを受け入れる静穏を、そして、それらを見分ける洞察力を与えてください。』

時代は違えど、悩みに向き合う“姿勢”は通じている。

……これ、アドラーで言う『課題の分離』そのものです。

だから言いたい。

人生に『無駄』はないけど、スタートラインに立つのは早いほうがいい。

“考え方”が分からないから悩み、悩むから立ち止まり、立ち止まってることにすら気づかず、迷い続ける人もいる。

そしてその迷いが『普通』だと思ってしまうのが、いちばん怖い。

ソクラテスは言いました。

ソクラテス

『無知の知』――知らないということを、まず知れ。

その視点があれば、ちょっとずつ、悩みの迷路から抜け出せる。

※余談ですが、ソクラテスの『無知の知』があるから、フリッツ・パールズのゲシュタルトの祈りがある

というわけで、最後にひとこと。

知識は疑え。だけど、道具として使う。

一応言っておきます、私も。

ひとつの正解じゃなくてもいい。あなたが信じられるものを、自分で選んで、進めばいい。

ひとつの回答だけれど、自分の信じる道を進んだ方がいい。

何事も鵜呑みにせず、自分で考える力は大事だと思うからです。

次元チェックしてみませんか?

私のブログは、5次元・自己実現・宇宙法則を哲学や心理学を通して3次元の人にも伝わるように翻訳することが目的です。

目指すのは、自分で考え、自分で選び取れる人が増えること。

試しに、まずは次元チェックからしてみませんか?この考え方を知っているのは一部の人だけ。この考え方が分かるか、意識するかどうかで、人生の質が変わります↓

最後に

余談ですが、わたしはイタリアのロックバンド『マネスキン(Måneskin)』を好んで聞きます。

知識があれば、知恵になる。そう思ってブログを書いています。知っておくことに意味があるから。そしたら考えることができるから。知識を求めるのにかかる時間を省ける。

俺は墓石に書いてきたぜ
『俺んちには神はいない』ってね
でももし、時の意味するものを見つけたなら
君は忘却からまた立ち上がる
そして君を止める風はない
自然の力・・
正しい視点から君は風に酔いを感じる
蝋でできた翼を背に
あの高さをオレはまた見つける
オレを止めたいならもう一度やってみな
オレの首を斬ってみろよ

zitti e buoni 和訳

蝋でできた翼(ギリシャ神話に登場するイカロスの翼)を背に、何度でも挑戦してやる。止めたいなら首を斬るくらいしろ、こういうところがいいんです。昔のインタビューでダミアーノは、イカロスだけど落ちないと語っています。

イカロスとは、ギリシア神話における『翼を携えて空を飛んだが慢心によって墜落して命を落とした』というエピソードで知られる伝説的人物の名前。 『驕りが破滅を招く』という戒めの寓喩(ぐうゆ)として、用いられています。

ダミアーノ(Vo):ドラッグをやってたりハチャメチャだった人が行きつく先って、見た目も話し方もへんで、とても見られたものじゃない。僕らはそれを最初から知ることができた世代だし、最後までかっこよくいたいから、そういう道には行かない。

ヴィクトリア(Ba):大切なのは常に“よいエネルギー『を持ち続けること。人としてちゃんとして、オープンなマインドを持って、発見に前向きで、出会いを大事にすること。一瞬一瞬を満喫して、経験に感謝して、好奇心を忘れず、陽気でいること。それこそがロックな生き方だと思う。この業界に入って、お高くとまった嫌なやつを何人も見てきた。甘やかされて『何様?』って感じの人もね(笑)。私たちからすれば、そんなの超かっこ悪い。ローマ育ちも影響しているのかも。歯に衣着せぬ人が多いし、比較的、有名人を特別扱いしない街だから。みんな同じ人間で、誰が誰より偉いなんてことはない。有名でお金持ちだから偉いなんて考え方はばかばかしい。

ヴィクトリア(Ba):誹謗中傷って、大抵は嫉妬深い人や自分に自信を持てない人が、面と向かって物が言えないから当たり散らしているだけでしょ?そこは世代ではなく価値観の問題じゃないかな。
自分が正しいと思うことを信じて、悪意には耳を貸さない。大事なのは私たちのことを大切に思ってくれている人たちだけ。

さっき、次元説明したけれど、マネスキンはもう6次元だと思う。ちなみに、6次元に移行するには、、
他者に新しい価値観を示す
学びを超えて、世界の法則そのものを変える意識を持つ
発信し、他者の価値観や意識をシフトさせる役割を担う
です。