『見えない未来』にどう備える?“いま”の選び方

将来の夢は?
どんな大学に行きたい?
10年後、何になっていたい?

未来設定、すごく大事。むしろそれが無いとダメってくらい大事。

けど、いつだって『未来』から逆算。

子どもたちは、明確なゴールを持つことを求められ、『そのために今をどう使うか?』を常に問われてきてる。

だけど、ふと思う。

想像していた未来に就職できなかった人、思っていた仕事と違って辞めた人。

だけど、どれだけ『夢』や『目標』を掲げても、その過程で“違和感”に気づいた瞬間、方向は簡単に変わってしまう。

『目的を叶えるための今』も大事、だけど、それすら曖昧な教育だとも思う。そんな中、どうにか自分の目標を探り、目標を定め職に就く。そいう人もいれば、いったい自分が何になりたいのか、どんな職業が向いているのかすら問わない、問えない人もいる。

感情を整理して“いま”の自分を捉え直す。日々の中で『自分にとって納得のいく選択とは何か?』を感じ取ること。

——その練習は、ほとんど教わらないし、目標を定めて、ゴールから逆算する練習もほとんどないよね。というか、その自由が奪われる環境すら存在することがある。

そんな『見えない未来』を変えられるとしたら、それは唯一、“今の選び方”だけ。

未来を握っているのは、他でもない、“いま”の私。

今この瞬間をどう感じ、どう選ぶか。

それが、今の自分を大切に生きることにつながるから、今の自分も未来の自分も尊重できるようになる。

そうだと思いません?

だから私は、自分なりに『経過思考型』という考え方を持っています。ずっとじゃない。けど、時に採用するスタイル。

ゴールを描くことも大事。

だけど、“目的の達成”だけじゃなく、『いま、自分が納得しているか?』を選択の軸にする。“今ここ”の問いや感情、気づきを根拠にして次の一歩を選ぶ。

そんな積み重ねが、結果として未来をつくっていく。

この記事では、そんな『経過思考型』の視点をまとめてみました。

目次

ゴールに向かって、一直線に走れ!ゴールが曖昧だったとしたら?

『ゴールに向かって、一直線に走れ!』

正解と言えば正解。

けど、ゴールが曖昧だったとしたら?

  • ゴール設定しか教えない日本の教育
  • 『正解を選ぶ訓練』が“違和感”を無視させる
  • 見えない未来を“正確に描け”という矛盾

① ゴール設定しか教えない日本の教育

『いま何がしたい?』じゃなく、『大人になったら何になる?』しか聞かれない構造もある。

そう。『未来が見えてる前提』でプログラム。

ゴールがあるから地図を描け!!

という話なんだけど……目的地が蜃気楼だったら、そもそも地図が成立しないというジレンマ。ぼーんやり、ぼやける。

ぼーんやり、ぼやけるどころか、なんにも描かれてない白紙の人だっている。地図もない。

② 『正解を選ぶ訓練』が“違和感”を無視させる

『この答えが正解です』
『みんながこう言ってます』
『点数が高ければOKです』

で?あなたの違和感はどこへ?

『この道しかないよ』って押しつけられると、人間って疑うより従うんですよね。

そうするのが、正解なんだ….

そりゃ内心モヤモヤしてても、『今さら引き返せないし……』って惰性で突き進んじゃう、これなら、まだマシ。それより悪化すると、問わない、問えない。

違和感=黄信号なのに、誰も注意の仕方を教えてくれない構造もあるし、違和感すら気づけない。

そりゃ将来迷子にもなるわけで。

③ 見えない未来を“正確に描け”という矛盾

『10年後の自分を想像してみましょう』

これも、とても大事。そこに向かって突き進む人生って素敵だから。

これがうまくいくといいけれど、見えない未来を描くには、『いま、自分がどう在りたいか』に根ざすしかない。

でも、そんな感情の扱い方なんて、学校じゃ一切習わない。

“心の声を聴ける力”が育ってないのに、どうやって“納得のいく未来”を選ぶのか疑問でもある。

“いま”の自分を選ぶ力が未来を変える

未来を変えるって、なんかこう、ドラえもん的なSF感ありますけど――実はすごく地味です。

タイムマシンもタケコプターも要りません。必要なのは『いま』の自分を選ぶ勇気だけ。

たとえば

  • いま怒ってる自分を『まあ、いっか』とスルー → 積もる不満で3ヶ月後爆発
  • いま寝たいのに『返信しないと嫌われるかも…』とスマホ → 将来、自己否定の温床に
  • いま本音を言いたいのに『嫌われたくない』で黙る → 3年後、なぜか誰も信用できない

未来って、“いまの自己否定”がこっそり育ててる地雷畑だったりします。

逆に、『いまの自分にYesって言う』選択を積み重ねると、未来はわりと見方になる。Yesが言えるかどうか?が一番大事だったりする。

  • 『結果』ではなく『納得』が人を動かす
  • 感情ベースの選択が、人生の軸になる
  • 未来の不安に支配される人の共通点

① 『結果』ではなく『納得』が人を動かす

世の中、『正解』を探す人ほど、なぜか動けない。

一方、『自分で納得できるかどうか』を判断軸にしてる人は――

  • 失敗しても自己否定しない
  • 選択の責任を人のせいにしない
  • 意外と楽しそうに失敗してる(そこ大事)

つまり、『結果が出るからやる』んじゃなくて『やることで、自分に嘘をつかないからやる』人は強い

結果主義の人:『うまくいかなかった、どうしよう』
納得主義の人:『うまくいかなかった、でも私は間違ってない』

…この差、あとあと人生で効いてきます。
引き寄せとか、色々なところで作用してくるからね。
自分を取り巻く環境が変わるから、当たり前。
だって、波長にも影響してくるから。その波長を脱したかったら動くしかないんだって。

② 感情ベースの選択が、人生の軸になる

『冷静に考えよう』って大事だけど、人間って基本、感情でしか動けない生き物です。だから飼いならす必要もあるんだけれど。

感情をスルーして理屈だけで選ぶと――

  • やりたくないのに『正しいから』で進路決定 → 無気力地獄
  • ワクワクしないのに『安定だから』で就職 → 月曜からずっと魂抜けてる
  • 『絶対、運命の人』(執着を男らしさと勘違い)で結婚 → 思考の暴走で離婚待ったなし

感情ベースの選択は、理屈では説明しづらいけど、“生きてる実感”を生む

だから大事なのは、『感情に流されるな』じゃなくて、

『感情に気づけ。ちゃんと対話しろ。できれば一緒に踊れ。』

まぁ、難しんですけどね。大体が踊らされてる。潜在意識というものに乗っ取られて。

③ 未来の不安に支配される人の共通点

未来の不安って、なんか脳内に住んでる小さなオバケみたいなもので――放っておくと勝手に増殖します。

このオバケと対話する時間ね。笑 意味ある?
ゴーストバスターズが何千人必要なの?
オバケと“真剣に”対話する時間。

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