コミュニケーションって、人間関係ではめちゃくちゃ大事。
けど、人それぞれ言葉の使い方も解釈も違うもんだから――

え?どういう意味?ってか、で、何が言いたいの?
……ってなること、ありませんか?
出ました。“含みのある言い方”。
こっちがいちいち読解しなきゃいけない、謎かけスタイルのやつ。
要は、ストレートに言わず、なんか遠回しに含ませてくる発言。言葉にダブルミーニングを込めてくるその感じ、正直、わたしはあんまり好きじゃないんです。いや、けっこう苦手です。嫌いです。
だって、意図を読むのが面倒だから。
はっきり言ってくれた方が、100倍ありがたい。
というわけでこの記事では、わたしが日々『うわ出た、また含み。』と心の中でつぶやく瞬間に出会った経験をもとに、その特徴や対処法、そしてコミュニケーションで気をつけたいことを、笑いとちょっとの毒を交えてまとめてみました。
含みのある言い方の特徴
含みのある言い方って、いくつか共通点があるんですよね。
まず、話し手がストレートに言わない。本音はある。でも、なぜか“にじませて”くる。こっちはエスパーじゃないのに。



その言い方、止めろよ……
聞き手は、何が言いたいのか必死で考えるんですよ。“これ、怒ってるの?頼んでるの?試されてるの?クイズかよ!”ってなる。
だから――



止めろっ!!!!
- 間接的な表現
- 双方向の意味
- 優位に立とうとする発言
① 間接的な表現
含みを持つ人って、どうもストレートに言うのを避けたがるんですよね。もう“直球NG、変化球オンリー”みたいなコミュニケーションスタイル。
たとえば――『この料理は味が薄い』って言えばいいところを、



昔ながらの家庭の味がするねー
とか言い出したり。
……って、どこの家庭?
聞き手によっては、『あ、懐かしい味ってことかな♡』ってほっこりするかもしれない。
でもわたしは、



それ、嫌味だろ?
と疑ってかかるタイプです。
もちろんね、日本特有の“気を遣う文化”って、うまく働くときもあるんですよ。相手を立てたり、場を和ませたり。でもそれ、使いどころを間違えるとただの“言葉の迷子”。
だから声を大にして言いたい。



含みゃいいってもんじゃないよ。
わたしみたいに、



ん?今のどう受け取ればいいんだ……
って思考停止する人もいるので、どうか覚えておいていただきたい。
② 双方向の意味
含みのある言葉って、肯定っぽく見せかけて、実は裏に否定も混ざってたりしますよね?



その服、似合ってるね!いつもより全然いい感じ!



……それで褒めてるつもりかよ。〇ホゥが。



意外と頭いいんだね!



……お前は想像通り、〇カだな。読まれてるとも知らないで。



意外とちゃんとしてるんだね〜、見た目からは想像できなかった!



だろうねー。見た目通り〇カそうだもん。



元カノにちょっと似てる〜!



……誰だよ。〇〇スぞ。
こういう含み発言、言ってる本人は『気を遣ったつもり』かもしれないけど、受け手としては混乱とモヤモヤしか残らない。で、気づいたときには地味に傷ついてるという。いや、地味どころか普通にムカつくときもある。



今は、想像でぶった切って終わりますけどね。
特に、わたしのように“事実はっきり型”の人間にとっては、この曖昧表現、解読不能なんですよ。嫌いです。無理です。何なら、考えること自体が面倒です。
で、今はもう、考えなくなりましたけどね。



ふーん。
で終わります。
わたしの脳は、もう含みを解読する余力など残っていない。
③ 優位に立とうとする発言
含みのある言い方って、実は“マウントのスパイス”が効いてること、多いんですよね。
たとえば上司とか先輩がこう言うんです。



前にも説明しましたよね?



……前にも?ああ、つまり、『お前、また忘れたのかよ』って言いたいんですね?それ、わざわざ“含ませ”なくても、十分伝わってますよ。ありがとうございません。
こういう言い方って、聞いてるこっちからするともう、『馬鹿にされてる感・倍増』『権威押し売り・強め』『不快指数・メーター振り切れ』。
ていうか、わたしは純粋に不快です。シンプルにムッとします。
あと、夫婦関係でもありがちですよね――『〇〇してあげた』ってやつ。出た、“恩着せがましい大魔王”。
あのですね、人間関係って“親切ポイントの獲得ゲーム”じゃないんですよ。こういう発言、ほんとに“良心的な関係”をじわじわ蝕む毒。結果、揉める。だいたい揉める。
含みのある言い方への対処法


含みのある言い方をされたとき、上手く対処しておきましょう。そうしないと、人間関係がギクシャクします。



ここでは、いくつかの対処法を紹介します。
- 相手の心理を理解してみる
- 本音で伝える
- 直接聞いてみる
- ポジティブな態度で臨む
① 相手の心理を理解してみる
まず、なぜ相手が含みのある言い方をするのかを一応考えてみます。
その背景には、次のような心理が潜んでいる可能性が考えられる。
- 自己防衛のため
- 謙遜の強さ
- 相手を傷付けたくない気持ちから
- 頼み事が苦手なため
こうした心理を理解することで、適切な対処法が見えてくるはず、、、はず!!



怠いと思わない限り、一応相手の気持ちに配慮しながら、丁寧な言葉で伝えると敵を作ることはなくなりそうです。
② 本音で伝える
含みのある言い方にモヤっとしたら、自分の気持ちを正直に伝えるのも一つの手です。いわば、“察して返し”じゃなくて、“言ってみた返し”。
たとえば――



その言い方だと、わたしちょっとモヤるから、できればこういう風に言ってくれたら助かるな〜
みたいに、やんわりお伝えする。
ポイントは、“やんわり”。
こっちがカリカリしてると、



いや、お前の口調の方がこわいわ!っ
てなるので、自分の心の状態が落ち着いてるタイミングでやりましょう。
もう、声のトーンと語尾の柔らかさで印象が全然変わるんですよ。



それ、どういうつもりで言ってます?
って鋭くいくとバトル開始。
でも、



ん〜ちょっとだけ気になったんだけどさ〜
って言えば、あらかた平和。
感情って、同じ中身でも『パッケージ次第で相手の反応が天と地』なの、マジで理不尽だけど、現実です。
③ 直接聞いてみる
考えるのが面倒なら、もう直接聞いちゃえばいいんです。



それって、どういう意味?
ってね。
わたし、基本的に“察するゲーム”が苦手なので、このシンプル質問法、めっちゃ使ってます。だって、深読みしてもハズレるし、こっちの脳内ストレージが無駄に圧迫されるだけじゃないですか。
たとえば、『あ、この人たぶん頼みごと苦手なんだな』って察したとき。たぶん〇〇してほしくて遠回しに言ってるんだろうな…と気づいたとしても、基本スルー。『知らぬ、存ぜぬ、鈍感力フル装備』で対応します。



というのも、わたし自身は頼みたいことがあるときには、ちゃんと口に出してお願いしたいタイプなんですよ。だから、同じように『言ってくれる人』が好きなんです。それだけの話。
でも、たまにいますよね。『お願いしたいけど…気まずい…言えない…』ってタイプの人。
そういうときは空気を読んで、優しさスイッチONにして『わたしにできることある?』って聞くようにしてます。
気分はもう、“鈍感と気配り、両方のスキルを搭載したマルチタスク型人間”。
④ ポジティブな態度で臨む
含みのある言い方――つまり“嫌味ボンバー”を投下してくる人には、こっちが先にポジティブでいた方が勝ちです。
だいたい『あーはいはい、たぶん〇〇って言いたいんでしょ?』って察しても、スルーが正解。
ガン無視でOK。



知らねー、知らねー、気づかねー、てか聞こえねー。
ぐらいの精神で、笑顔でお付き合いしましょう。忍耐力っていうより、もはやスキル。
それが難しいときは、ここまで↑で紹介した対処法がわりと効きます。
わたしは、愚痴には同調せず、やんわり距離を取りつつ警戒モードで接します。でも、表向きはしっかり目を見て、にこやかにご挨拶。すると、なぜか嫌味が言いにくくなる。不思議ですねーー(棒読み)。
あと重要なのが、『自分の態度が原因かも?』と思ったら、一応そこはチェックする。態度に問題がある=嫌味言われて当然、ではないですけど、直せるところは直しとく。
嫌味しか伝え方を知らない人は、それはもう“器のサイズ”の問題なので、こっちはこっちの課題だけちゃんとやればOK。分離、分離。


職場でのコミュニケーション


職場のコミュニケーションって、上司とも同僚とも、うまくやらなきゃいけないんですよね。ほんと、毎日が“人間関係マネジメントゲーム”。
でもそこに『含み』のひと言が入るだけで、一気に難易度ハードモード。だって、“自分の意図どおりに伝わる”なんて、もはや奇跡じゃないですか。
期待しすぎ。
『いや、それ、どういう意味で言ってます?』って心の中で3回ぐらいリプレイして、ようやく、



うーん、たぶん嫌味……かな?
って結論に至る。疲れるんだよ。
- 上司からの含みのある言い方
- 同僚間のコミュニケーション
① 上司からの含みのある言い方
例えば上司から、半笑いで『そんなことも知らないの?』『前にも一度言ったけど、、』といった前置きのある発言をされたりすると、自分を馬鹿扱いされているような気分になりませんか?
ならない人もいるかもしれません。そんな人はきっと↓こっち側でしょう。



言い方も知らない程度の低い人間が。
実は、わたしは全然こっち派です。
結局、いい気分はしないですよね。
こんな言い方は、嫌みな説教でしかない。
また、『さすがお局さん(ばかでしょ?デリカシーの欠片も無い)』『期待してますよ(どこ目線?)』といった、本音の伝わりにくい言葉も存在しますよね。こんなもん、確実に嫌味にしかならない。



言い方も知らない程度の低い人間が。
こーんな言葉使っていると、部下は上司に、基本的に不安感や緊張感、猜疑心しか持たれません。
② 同僚間のコミュニケーション
同僚との会話でも、『察して…』みたいな含み言葉が飛び交うと、だいたい空気がピリつき始めます。



伝わる前提で“ふんわり投下”してるのかもしれないけど、あれ、美徳でも何でもないですからね。単に伝わりづらい爆弾です。
ぶっちゃけ、含みのある言い方なんて、いらないと思うんですよ。
言いたいことがあるなら、はっきりどうぞ。だって、遠回しに言って『察してくれるはず』って、そんな期待、エスパー業界でもきつい。
経験上、やっぱり大事なのは“思いやり”と“建設的な言葉”。別にきれいごと言ってるんじゃなくて、『そっちのほうが人間関係ラクだし楽しいよね』っていう、実感。
で、問題はここですよ。



その“含み”って、誰のため?
相手のために含んでるのか、自分のために含んでるのか。ね? たいていは、自分のためでしょ。だから嫌味に聞こえるんですよ。
『含まないと伝わらないこと』は、そもそも言わないほうがいいか、もっと考えて言い直すべきじゃない?って話で。
“思いやり”って、別にオブラートを50枚重ねることじゃないと思うんです。むしろ、『やたらと遠回しじゃないけど、ちゃんと誠意のある言い方』のほうが、よっぽど伝わるし、心に残ると思うんですよね。
まとめ
日本人のコミュニケーションって、『言わなくても察してください』みたいな謎解きゲームが多い。
でもこれ、意図が当たれば『おぉ…エスパーかな?』だし、外れたら『いや、そっちか!』ってなる。
正直、わたしはこの“言葉の裏の裏の裏を読め!”文化、ダルイ派です。
『その言い方、もしかして怒ってる?』『いや、逆に褒めてるの?』って、毎回“気持ちの読解クイズ”が開催される。
脳内に司会者が常駐してる気分。
ただ、幸いにも、今のところ自前の『なんとなく察するセンサー』と『とりあえず笑ってごまかすスキル』で、生き延びてきました。
でも、やっぱり『ハッキリ言ってくれたら100点!』って思うわけです。
とはいえ、『相手の気持ちを思いやる』ってのは大事にしたい。だから、できればこう…“含み言葉バトル”じゃなくて、“素直に言っても怒らない安心な空気”で付き合えたら、もうちょっと世界は平和になるんじゃないかと、密かに願ってます。
コメント